ここでお話するのは「物件が見足りない」「他にも良い物件が出て来るかもしれない」そんな風に思ってしまって購入に踏み切れない方々に聞いてほしいお話です。
そして、最終的にどうしても決断できない方へのアドバイスも教えます。
いい物件なんだけど、決めきれないという方は一度読んでみてください。
はじめに
物件購入は、一種の衝動買いだと僕は思っています。
衝動買いってふざけているのか、そんな安い買い物では無いぞと思う方、たくさんいると思います。
ですが、それは逆です。
金額が高いからこそ、勢いがなければ決断できません。
「高い買い物だから慎重に選ばないと・・・」
と思っているうちに、どんどん家は売れていきます。
洋服などと違い、家は一度売れてしまったら同じものは二度と買えません。
それを踏まえた上で、この先を読んでみてください。
気に入った物件との出会い
今あなたが気に入っている物件があるとして『まだ他にも良い物件があるのではないか、出て来るのではないか』と思ってしまう…このような心境になるのは、不動産を購入する時みなさんが通る道です。
ですがそもそもそんなに悩むほどの、そこまで気に入る物件が今あるということ自体がすごいことなのだと思ってください。
もしあなたが、物件探しの条件を曖昧にしか決めていなければ、今よりもっとたくさんの物件がヒットするでしょう。ですが、そこから色々と条件をつけて絞った結果が、その物件なのです。条件を絞れば絞るほどヒット数が少なくなるのは当たり前です。
そして、あなたの求める条件で見られる物件があるだけ、まだ良い方なんです。
不動産の営業マンと色々相談して、物件を絞ったと思います。
はじめに自分たちで計画していた条件に対して、+αで提案してもらった物件もあったのではないでしょうか?そしてもちろん、妥協した部分もあったかと思います。
もしこれ以上さらに物件を見たいと思うのなら、条件を変えるか妥協点を増やすしかありません。
普段から多数の物件を見ている営業マンとは違い、お客様が「物件が見足りない」と思うのは当然だと思います。
ですが営業マンもプロですから、それ以上ほかの物件を見ることが時間の無駄になってしまうことを知っています。
先程も言いましたが、不動産は早いもの勝ちです。売れてしまったらもう買えません。
100%理想の物件・完璧な物件はこの世に存在しないと言うことです。
そんな中でも、気に入った物件は70%は超えていると思います。
70%を超える物件に出会えたことが奇跡だと思いますし、運命だと思います。

結婚する前には、芸能人の〇〇みたいな人がいいな〜等考えたりしますよね。
では実際、あなたは芸能人と結婚していますか?
いつか叶うと信じて、憧れの人と結婚できるまで待てますか?
あなたの基準がそれだけ高いのであれば、ずっと待ち続けて、いつ出会えるかわからない不安を抱えながら、理想の物件が売りに出されるのを待つしか無いです。
ですがそれは、芸能人の人と結婚するくらい可能性は低いと思います。
家を買うのには、他の人より決断力が必要になります。
先に申し込んだ方が買えます。最終的には、思い切りと勢いが大事です。
これが、僕が『一種の衝動買い』だと言った理由です。
比較対象は成約事例で
もし、それでもどうしても何かと比較したい、という方は
比較できる同じような物件はそもそも少ないので、何で判断すればいいかを教えます。
それは気に入っている物件周辺の、過去に売れた物件の販売図面(成約事例)と比較するしか無いです。
では過去に売れた物件はどこで見れば良いのか?
それは今担当してくれている不動産の営業マンに言えば見せてくれます。
もちろん営業マンも物件をプレゼンするプロなので、言わなくても出してくれる場合もあるでしょう。
成約物件の販売図面は、直近に成約した図面まであります。
※地域などによってはない可能性もあります。
ただ見るだけではなく、過去の事例から見て、今気に入っている物件と同じような物が出ていたかを見ましょう。
そうすると、相場や間取りなどの確認が出来ます。
そうして比べてみれば、見足りないと思っていた物足りなさも満たされ、同じような物件はもうないんだという納得感も得られるのではないかと思います。
まとめ
最後にもう一度言っておきます。
不動産は、一種の衝動買いと一緒だと思います。
だって、気に入った物件は限定1個だけですよ!
そして、世界に1つだけしかありませんよ!
最後は、勢いです。
それでも決断が出来ないのであれば、物件が見足りないのではなく、他の要因だと思います。
それこそ、本当に気に入っていたのか再度確認した方が良いのではないでしょうか。



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