住宅って契約してからどのくらいで引き渡しになるの?

住宅購入

ここでお話するのは、住宅の契約をしたら何日後に自分たちが住めるのかについてです。
そして引き渡しまでに、何をするのかもご説明します。
今家探しをしている方や、これから探そうとしている方々は参考にしてみてください。


●はじめに

物件を契約する際には、その物件を3パターンに分類することができます。

・新築物件など、建物も完成していて誰も住んでいない住宅 ← すぐに入居できる
・中古物件など、誰かが住んでいる住宅 ← 居住者が引っ越すまでは入居できない
・土地の購入をして、設計をして建てる場合 ← 建築が終わるまで入居できない

この3パターンそれぞれの契約から引き渡しまでの期間は

引き渡しまでの期間

・居住者のいない住宅(新築戸建など)
・居住者がいる場合
・土地から建物を建てる場合

 契約から約1ヶ月以内に引き渡し
     約3ヶ月以内の引き渡し
     約6ヶ月以内に引き渡し

だいたいこのくらいが目安です。
では次に、契約後の共通のスケジュールについてお話していきます。


●物件の契約が終わったらすること

最初にお伝えさせていただきますが、物件の引き渡しまでは結構忙しくなります。
基本的なスケジュールはこちらです↓↓

①住宅ローンの本申込みをする。
②住宅ローン契約をする。
③物件の立ち会いをする。
④物件の引き渡しをする。

もちろん、仕事をしながら①〜④の手続きをするわけですから忙しくなりますよね。
それでは①〜④についてもう少し詳しく説明していきます。

①住宅ローンの本申込み

本申込みとは、自分が使いたい銀行を決めて申込みをする事です。
本申込みをしてから結果が出るまでの期間が、7日〜10日掛かります。
銀行に本申込みをする際に、ただサインをするだけではなく、自分で用意する必要書類がありますので、本申込みをする前に確認しておきましょう。

②住宅ローン契約

住宅ローン契約とは、本申込みの結果がでて、借入の金額を確認してから契約をすることです。
契約の際にも必要書類がありますので、本申込み前に確認しておきましょう。
契約時に掛かる時間は1時間〜2時間で、その場で終わります。

③物件の立ち会い

物件の立ち会いはとは、引き渡し前に傷のチェックや物件の設備説明などをします。
立ち会いで掛かる時間は1時間〜2時間です。

④物件の引き渡し

物件の引き渡しとは、残代金の精算をする日です。
残代金の着金が確認できたら、鍵を渡されます。
引き渡しまでに掛かる時間は1時間〜2時間です。


まとめ

1ヶ月以内に住める家については、上記のスケジュールをこなせばそのまま入居できます。

3ヶ月以内に住める家については、基本的には上記スケジュールは変わりませんが、引き渡しが居住者との相談になります。
その居住者が、契約前に引っ越していれば3ヶ月も掛からないですが、契約した時点でまだ住んでいたら、居住者の家探しが始まります。
当然、契約時にまだ住んでいるわけですから、引っ越しの準備をするため3ヶ月の期間を取ります。そのため、引渡し日が3ヶ月掛かります。
場合によっては、3ヶ月を超えるケースも有るので注意しましょう。

6ヶ月以内に住める家については、基本的なスケジュールはもちろん変わりませんが、プラスで間取りの打ち合わせと、建物が立つまでの期間が有るため6ヶ月ぐらい掛かります。
天候などにも、左右されるのでその都度確認しましょう。


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