不動産屋に相談する前・家を買う前に夫婦で相談すべき事

住宅購入

はじめに

ここでお話しするのは”不動産屋へ行く前に確認しておくべきこと“についてです。
これは私が不動産屋で働いていた頃、常々思っていたことでもあります。
住宅を購入する前に、夫婦や家族でしっかりと話し合った方が絶対に良いと思うことをまとめましたので是非参考にしてください。


予算を決める

ではまず、何から相談した方がいいのでしょうか。
こんな間取りがいいな〜、このエリアがいいな〜、とか先に色々と考えますよね。

ですが、一番重要なのは予算です。

そんなのわかっているよ、とみなさん思いますよね?
むしろ、わかっていて当然です。

↓ですがあなたはここまでしっかりと考えていますか↓

・住宅ローンの月々の支払額を、しっかりと夫婦で相談して決めていますか?
・自分たちが借り入れできる金額をしっかり把握していますか?

これらがきちんと決まっていないと、不動産屋に行っても絶対に自分の理想とする物件には出会えません。


月々の支払額

1つ目は月々の支払額です。
どんなに良い物件に巡り会えても、月々の支払額がしっかりと決まっていなければ、最後は支払額の不安決断が出来なくなります
そういったお客様を、僕はたくさん見てきました・・・

不動産の営業マンは、お客様の理想とする条件を聞き、どうしても予算を超える物件しかないときは、もちろんその旨を説明した上で、ご納得いただければ案内に行きます。
ですが一度良い物件を見てしまうと、その後に元の予算に見合う物件を見に行っても、どうしても見劣りしてしまいますから、そちらを買おうと思う人は少ないです。
良い物を見てしまったら、高確率で元には戻れなくなります

ですからそうならない為にも、不動産の営業マンはあなたが返済出来る予算内の物件をご紹介するべく物件探しをします。
なので、まずは夫婦で支払額をしっかり決めましょう。
予算がきちんと決まっていないと、不動産の営業マンもあなたにとって最高のプレゼンが出来ません。現実的かつ、理想とするエリアや間取りも、決められませんよ。
忙しい中、自分の時間を使って物件を見に行くんですから最高のプレゼンをしてもらいましょう。


借入額の上限

2つ目は借入額の上限です。
欲しい家は決まったのに、実際に住宅ローンの審査をしてみたら思っていたより借入できる金額が少なかった・・・なんて可能性もゼロではありません。
そうなったら、それまで思い描いた購入計画はすべてパァです。

そうならないためにも、住宅を探す前に事前審査をしてもらいましょう。

あなたがいくらまで借り入れ出来るか銀行の事前審査で把握出来ます
登録も無料で、事前審査も無料なので是非有効活用してください。
一度、事前審査をしてから不動産屋に行っても良いかと思います。
不動産の営業マンもザックリした借り入れ金額をお伝えできますが、銀行さんで審査をした方が確実です。


両親への確認

予算の相談が終わったら、次に皆さんにして欲しいことがあります。

それは家を買うことの、みなさんのご両親への確認です。
これは、最初から伝えてあれば良いのですが、欲しいと思う物件が見つかってから相談する方が多いです。
もし、購入する気になってから両親へ報告した結果「今家を買うな」と言われたらどうしますか?

不動産の営業マンがすごく良い方でも、数日もしくは数ヶ月の関係です。
親とは、それぞれ何十年という関係があります。
もちろん、親を信頼するのは当たり前です。

親なら誰でも、子供に苦労してほしくないと思っています。
今の親世代の方々は、住宅ローンの金利が高く苦労してきた方の方が多いと思います。
苦労した経験を子供にさせたいとは思いませんよね。
そんなとき「実家があるんだから」とか、思ってもいなかったような話が出てきます。
「子供と一緒に住みたい」とか「できれば実家の近くに住んでほしい」と思っている方も多くいらっしゃいます。

では、あなた方ご夫婦は、最初に家を探す条件にご両親の事を考えて探していますか?
まず、自分たちの事で考えていると思います。
ご両親の確認が必要なら、最初から親に相談しましょう。

物件は早い物勝ちなので、こんな会話をしている時に、別の方にとられてしまったら今まで探した苦労が水の泡です、そんなことにはならないようにしましょう。


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